今はハッピーマンデーが導入され第2月曜日になっていますが、
もともとの体育の日は10月10日であり、
これは1964年に東京オリンピックの開会式が行われた日から制定されました。
そして1966年より「スポーツにしたしみ、健康な心身を培う」
という趣旨で国民の休日となっています。
健康のためにも体を動かすのはとても重要なことです。
運動といえば、以前に線維筋痛症に対して、エアロビクス等の有酸素運動が
効果的であると書きましたが、継続して運動を行うことにより、苦痛の限界点を
上げることができるという点で有用となっています。
しかし、いきなり激しい運動をしてしまうのはかえって逆効果になります。
痛みが大きくなりますし、できないことに対して気持ちの上でもマイナスになり、
自分には無理だと諦めてしまうからです。
まずは軽いウォーキングやストレッチなどからはじめて、徐々に身体を
慣らしていくのが良いようです。
そして、一番大切なのは「自分はこれだけしかできない」と思うことよりも、
「自分は今日これだけできた」と前向きに思うことであると私は思います。
体育の日の趣旨に「健康な心身」とある通り、運動を通して身体だけでなく、
心も健康になることが重要であると感じました。
事務たかおか