お知らせ
医院の新着情報や、日々の診療についての情報を掲載しております。
医師等の都合により、急な変更もしくは臨時の休診となる場合がありますので
ご了承ください。
第1回城北線維筋痛症研究会
7月27日に城北線維筋痛症研究会が開催されました。
これは、最近よく耳にするようになった線維筋痛症に対し、
城北地区の先生方を中心に、診療科の垣根を越えて、
心療内科、整形外科、麻酔科、小児科など、その道の
プロフェッショナルの先生がたが集まり、線維筋痛症
について勉強する会として発足されました。
今回はその記念すべき第1回目の講演において、
当院院長の井上先生が講演を行いました。
線維筋痛症は痛みの原因がはっきりとわかっておらず、
その診断基準も難しいものになっていますが、
以前よりも疾患として認知されてきていることや、
新しい診断基準も誕生してきており、また治療法についても
投薬以外の治療指針として、有酸素運動、即ちエアロビクスによる運動療法も
効果的であると、色々な事がわかってきています。
そして、その成果を多くの先生方に広げていくこのような研究会の発足、
これは患者さまへの大きな助けになるのではないかと思いました。
事務たかおか
8月休診日のお知らせ
8月の休診日を以下の通りお知らせ致します。
◆毎週月曜日(1日、8日、15日、22日、29日)
13日(土)と14日(日)は臨時休診とさせていさだきます。
あらかじめご了承下さいますようよろしくお願い致します。
事務あまの
熱中症対策 ~その2 熱中症になってしまったら~
まずは、熱中症とは具体的にどのような症状なのでしょうか。
熱中症の症状は1度から3度までの三つに区分されています。
《1度》 熱失神・熱けいれん
めまい、失神、こむら返り、大量の発汗
《2度》 熱疲労
頭痛、気分不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
《3度》 熱射病
意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温
以上のような症状がみられ『熱中症かもしれない』と思った時に、
真っ先にしなければならない基本の応急処置をまとめました。
●日陰やクーラーの効いたところに移動する
●衣服をゆるめて休む
●体を冷やす
氷や冷たい水で濡らしたタオルを手足、脇の下、首、股などにあてます。
氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、
風を送って冷やします。
●水分を補給する
熱中症が疑われる場合は、水分だけでなく塩分も不足しています。
スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて補給しましょう。
これらの応急処置で症状の改善がみられない場合や
口から水分・塩分補給が出来ない場合は医療機関への受診が必要です。
また、意識障害(反応が鈍い・言動がおかしいなど)やけいれん、
運動障害(普段どおりに歩けないなど)がみられたらすぐに救急車を呼びましょう。
この夏、節電対策も重要ですが、熱中症対策も忘れず元気に過ごしましょう!
事務あまの
熱中症対策 ~その1 熱中症予防について~
昨日、東北地方の梅雨明けが発表されいよいよ夏本番ですね!
梅雨明け直後はさらに暑い日が続くと予想されていますので
熱中症に注意なければなりません。
熱中症は日常生活でのちょっとした注意で十分に予防できます。
ポイントは以下のとおりです。
●暑さを避けましょう
屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり帽子をかぶりましょう。
●服装に注意しましょう
汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着ましょう。
●こまめに水分補給をしましょう
暑い日には、こまめに水分補給をしましょう。
『のどが渇いた』と感じた時には、すでにかなりの水分不足になっている
ことが多いものです。特に夏場は汗と一緒に塩分も失われがちなため、
スポーツドリンクなどで定期的に少しずつ水分を補給しましょう。
ただし、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排出してしまいます。
ビールなどで水分の補給はできません。
● 年齢も考慮に入れましょう
体内の機能が発育途中の子供や、体力が衰え始めた高齢者は
熱中症になりやすいので年齢を意識して、予防を心がけましょう。
また、室内でも熱中症は起こりますので、部屋の温度にも気をつけましょう。
次回は・・・
もしも熱中症になってしまったらについてです。
事務あまの