リトル・チャロには、美しく飛ぶ鳥(シャイニーとルビー)がでてきます。その2羽の飛ぶ姿
にあこがれて、飛ぶ練習を必死にするペンギン(ムウ)もでてきます。
ある日、シャイニーとルビーは嵐に出会い、シャイニーが飛べなくなって海に落ちてしまい
ます。この話を聞いて、ムウは、飛ぶという華麗さの陰には、危険もあるということを
知ります。その時、ある鳥がいった言葉があります。
Dreams are beautiful and bright. But the brighter those dreams, the darker the
shadows they cast.
(夢は美しい。しかしその光が輝けば輝くほど、裏には影ができるものだ。
と訳されました。)
この言葉は一見、夢には影があるという、とてもネガティブな言葉に見えますが、よく
考えてみると、影があるということは、夢に向かっている証拠である、とも解釈が出来る
ことに気がつきました。
夢に向かっていくことは、時に辛いことでもあります。逆に、辛いところには、夢も存在
します。辛いなかにいる間は、辛いことだけに目線がいってしまいますが、その先には
夢が存在しているはずなのですね。その夢を見過ごさないように、生きていきたいと
思います。
☆今回の英文は、院内図書の「リトル・チャロ2 6月号」に出てきます。
http://cgi2.nhk.or.jp/charo-nclub/index.cgi
by 井上